HWD15 WiMAX(WiMAX2+対応)を実際に使ってみた
WiMAXは、WiMAX2+が登場してから急速に市場が拡大されつつあるが、実際に使ったらどうなのか?現状の最新端末、HWD15 WiMAXを実際に購入し屋内、屋外で使ってみた。
[申し込みから届くまで]
まず、実際にインターネットで申し込んでから自宅に届くまでだが、住んでいる地域や在庫により違いはあるかもしれないが予想外に早かった。私の場合は、木曜日の午前中にネットで申し込みを完了すると翌日金曜日の午後には自宅に届いた。
インターネットでの申し込みは下のリンクをクリックすると公式サイトに飛ぶのでそこから行うことができる。
(UQ-WiMAX公式サイト)
【WiMAX2+新端末登場!】速度制限ナシ!
届いた端末は下の写真の内容だ。

HWD15-WiMAX
[付属品]
・HWD15 WiMAX本体
・ACアダプタ
・microUSBケーブル
・ファーウェイ供給用変換ケーブル01
・保証書や説明書関連
私は自宅で契約しているプロバイダーはそのままにしているのでHWD15クレードルは購入していないが、自宅でプロバイダー契約をしていなく屋内でもHWD15 WiMAXを使う場合は、クレードルがあってもいいかもしれない。ただし、HWD15 WiMAXに接続する予定の機器が全て無線対応機器であるのであれば、クレードルの必要性はない。クレードルは無線対応していない機器を使いたい場合、HWD15とLANケーブル接続するためのものである。
あと、HWD15クレードルはWiMAX電波の受信が弱い人にはよいかもしれない。家の奥の方だとどうしても電波の入りが弱くなるので、HWD15を窓際に置いておきたい場合がある。そういった場合は、HWD15を窓際に置きクレードルを使用しLANケーブルを家の奥まで引っ張るといった使い方ができる。
[初期設定]
初期設定は、非常に簡単で付属のMicro IC Cardをスロットに差しこむだけだ。あとは、パソコンやNintendo DSなど接続したい機器側でHWD15を選択すればいいだけです。
ただし、Nintendo DS Lite/DSは、初期設定のSSID1(WPA2/WPA)では接続できないので、SSID2(WEP)に切り替える必要がある。
[実際に使用した感想]
購入時点で、私の住んでいる場所はWiMAX2+エリアの境目だったので電波が入るか心配だった。しかし、WiMAX2+はエリア境目だったがWiMAXは圏内という点と、WiMAX2+エリアも徐々に拡大されているという点があったので購入に踏み切った。
結果としては、窓際であれば問題なくWiMAX2+の電波を拾ってくれている。

HWD15-WiMAX2+
そして、恐らく皆がきにしている速度に関してだが、あまり良い結果にはならなかった。スペックのマックス値が上り最大10Mbps、下り最大110Mbpsに対して各3回測定した結果は次の通りだ。
これだけの速度が出ていれば普通にブラウジングする程度であれば何の問題もなくサクサク動いてくれる。しかし、動画再生ともなるとやや重たさは感じる結果となった。
上り(SPEC値:10Mbps) | 下り(SPEC値:110Mbps) | |
---|---|---|
1回目 | 391.65Kbps | 13.49Mbps |
2回目 | 308.04Kbps | 16.92Mbps |
3回目 | 409.83Mbps | 18.82Mbps |
平均 | 369.84Kbps | 16.41Mbps |
(※補足)
後日、ノートパソコンとこのHWD15 WiMAXを持って近所の図書館で再度測定したのだが、その際はスペック値のMAXに近い値を叩きだしていた。その際もアンテナは自宅で測定した時と同じく3本立った状態だった。どうもWiMAX2+で接続はできても地域によってはまだ安定していないところはあるように感じた。
しかし、今後には期待できそうだ。